室町ケミカル株式会社
イオン交換樹脂

Ion-exchange Resinイオン交換樹脂

イオン交換樹脂

幅広いニーズに応えるために豊富な製品群を取り揃えています。同じ種類のイオン交換樹脂でも目的とする用途にあった製品を選定することが大切です。処理を目的とする液に含まれるイオンの種類、液量、処理する速度等によって最適なイオン交換樹脂をご提案します。

高架橋度イオン交換樹脂 Muromac ULシリーズ

最先端の技術に対し、不純物を限りなく除去した水が求められます。原料等に使用されるイオン交換樹脂からも微量の有機物が溶出し、水質低下の原因となる可能性があります。Muromac ULシリーズは、イオン交換樹脂から溶出される微量の有機物を著しく低減させる事により不純物を限りなく除去した水を作る為に開発された商品となります。

高純度イオン交換樹脂 Muromac HGシリーズ

半導体製造技術の進歩に伴い、半導体デバイスの小型化・高集積化が顕著です。超純水と同様に、電子工業用製品の製造過程で使用された様々な薬品は、高純度化が強く求められています。Muromac HGシリーズは、時代のニーズに合わせた薬品の更なる高純度化を可能にするために、新たに開発された高純度イオン交換樹脂です。

強酸性陽イオン交換樹脂

強酸性のスルホン酸基-SO3- を交換基に持つ、陽イオン交換樹脂です。
軟水、純水の採水等、幅広い用途に使われます。
スチレンとジビニルベンゼンが共重合した時に形成される”細孔”(ミクロポアー)のみを持つゲルタイプと耐酸化、耐薬品性に優れているマクロポーラスタイプがあります。

ゲルタイプ

スチレンとジビニルベンゼンの共重合によるミクロポアーのみを持つイオン交換樹脂がゲルタイプです。
小さなイオン、小量のイオンを効率良く吸着するのに適しています。

マクロポーラスタイプ

マクロポーラス型はミクロポアーよりも大きなマクロポアーを、ミクロポアーと併せ持っています。
分子量の大きな分子、骨格の大きな分子を吸着する場合には適しています。

弱酸性陽イオン交換樹脂

弱酸性のカルボキシル基-COO- を交換基に持つ陽イオン交換樹脂です。ポリスチレンよりは親水性の高いアクリル樹脂母体です。
強酸性の樹脂に比べると有効pHの領域は狭くなりますが、再生が容易で、バッチ法での処理が可能です。

強塩基性陰イオン交換樹脂

四級アミンを交換基に持つ陰イオン交換樹脂です。
強酸性カチオン交換樹脂との組み合わせで、純水の製造に使われます。

Ⅰ型ゲルタイプ

強塩基性Ⅰ型の交換基を持つイオン交換樹脂です。
スチレンとジビニルベンゼンが共重合した時に形成される”細孔”(ミクロポアー)のみを持つゲルタイプです。

Ⅰ型マクロポーラスタイプ

強塩基性Ⅰ型の交換基を持つイオン交換樹脂です。ミクロポアーの他に、大孔径のマクロポアーを持つマクロポーラスタイプです。ゲルタイプに比べ、耐酸化、耐薬品性に優れています。

Ⅱ型ゲルタイプ

強塩基性Ⅱ型の四級アミン-N+(CH3)2 CH2CH2OHを交換基に持つイオン交換樹脂です。
Ⅰ型に比べると塩基性が若干弱く、再生(OH形への変換)が容易です。
”細孔”(ミクロポアー)のみを持つゲルタイプです。

Ⅱ型マクロポーラスタイプ

強塩基性Ⅱ型の四級アミン-N+(CH3)2 CH2CH2OHを交換基に持つイオン交換樹脂です。
ミクロポアーの他に、大孔径のマクロポアーを持つマクロポーラスタイプです。
ゲルタイプに比べ、耐酸化、耐薬品性に優れています。このタイプは均一粒径品がありません。

弱塩基性陰イオン交換樹脂

弱塩基性の三級アミン-N+(CH3)2を交換基に持つ陰イオン交換樹脂です。
再生が容易で、バッチ法での処理が可能です。

キレート樹脂/混床樹脂

有効pH範囲内ではイオン交換による吸着ではなく、交換基と金属イオンとの間でキレートを形成、金属イオンを選択的に保持します。選択する金属によって様々な交換基の樹脂があります。
混床樹脂は、カートリッジ純水器、カートリッジポリッシャー、ワイヤーカット放電加工機等の純水製造に用います。

交換基“イミノジ酢酸”シリーズ

塩濃度の高い溶液からの重金属の吸着に適しています。

交換基“アミノリン酸”シリーズ

塩水の脱カルシウム等塩濃度の高い溶液で原子量の小さい金属と安定したキレートを作ります。

交換基“セミチオカルバミン酸”シリーズ

有機、無機、また、濃度の高低を問わず水銀を効率よく吸着します。

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